冬の匂い

冬の匂いがする

君とも終わりなんだね

この街が白く色づけられる頃には

二人はもぉ別々なんだね

沢山の星座の影や

降り積もった雪の中にも

幸せなんてどこにもなかったのかもしれない

僕の勘違いだったね

寒さよりも淋しさが

体をしめつける

大きな彼女の瞳には

僕は映っていないから

なのに なぜ…


-解説-

「なのに なぜ…」の続きは何なのでしょうか。 
きっと、瞳の大きな彼女は
彼のことを気づかぬうちに縛り続ける、ってことなんでしょう。
「なのに なぜ彼女は僕を縛り続けるのだろう。」
これで決まり。

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